今こそ印刷物の見直しや自社での出力内製化をご検討しては?

弊社は創業時よりオンデマンド生産に特化しているので大量印刷の設備はございません。元々は印刷業ではなくコピー業としてスタートしました。業界としては「印刷業」のカテゴリーにはなりますが、弊社全社員は「サービス業」としての考えを持っております。
コロナが収束して以降、昨今の世情からも印刷用紙や情報用紙の使用量も激減する中で、大量に刷って在庫しておく時代ではなくなりました。
そして情報も早々に陳腐化し「刷ったのだから在庫あるのでもったいない」となりかねません。
こんな発言をしますと業界からクレーム言われそうですが、お客様が求めている事は印刷物での「伝える」「伝わる」でお客様のお仕事の利益となる効果を求めており、未だに一部の印刷業では印刷物をルーペで覗き「網点が綺麗だ」とか、「オフセット印刷は良いがオンデマンド印刷のトナーはダメ」の風潮もありますが、活用するのはお客様でありオフセット印刷であろうとトナーのオンデマンド印刷だろうと活用するお客さまには関係ないと思われます。供給者の一歩的な論理や自己満足はお客様が求めていない「過剰」品質と労力を掛けたものはお客様にとって不利益でしかありません。「お客様の用途・ご要望」を詳しくお伝えして頂く事で印刷業の前述した余計な労力による金額の加算やリードタイム時間を減らせるかもしれません。オペレーターであろうと業務であろうとお客様と接する事は重要と考えます。
又、業界の風潮として「デザイン料」「修正料」を激安又は頂かない風潮も御座います。これではデザインを本業とし生業としているデザイン業様の価値を棄損しかねません。お客様にしっかりとした「対価」を提示する事が重要であると考えます。機械で出来る事と人が持って生まれた「センス」を売る事は別物と考えます。デザインは「誰でもできない」デザイナー様の唯一無二の価値があります。弊社はデザインは苦手ですが、製作料や修正料はお客様としっかりお話合いの上決定させて頂いております。
かと言って弊社が全て正しく完璧に遂行できるわけではございません。弊社の姿勢としては弊社のビジョンミッションに準じ、お客様とよくコミニュケーションを図り、用途やご要望に則した形でのご提供を心がる事を重要視しております。。
弊社はオンデマンド製造に特化し「必要な時に必要なだけ」作成し、納期も大量印刷では不可能な短納期でお渡しします。
自社では出来ませんが大量部数もお客様が必要としオフセット印刷でしか出来ないご用途であれば、協力会社様にお願いさせて頂いております。
オンデマンド印刷の場合1枚当たりのコストは枚数が大量になればなるほどコスト増にはなってしまいます。種類が多く少部数で作りたい、自身の仕事に時間を費やしたいお客さまに一番適しております。
タイムパフォーマンスも求められる世の中、そして果たしてその印刷物が本当に大量に必要かどうかも含め、今一度皆様の印刷物の見直しや、皆様が自社で保有されているコピー機の品質も扱える用紙も昔とは比べ物にならないぐらい各段に進化しております。自社のコピー機使用原価や人件費等を算出し比較対象してみて、出力を内製化し製本や加工などは外注するなどもご検討してみるのも如何でしょうか?
代表取締役 海野 昌英