2024年03月13日
皆様が知らない「図面製本」の世界
弊社創業時より昭和から現在の令和まで連綿と続くお仕事のご紹介でございます。
主に建築・土木業界等で使われる図面を製本するお仕事なのです。
通常の印刷会社や製本会社では出来ないお仕事でもあり、県内でも弊社含め極限られた業者しか対応しておりません。一般の方の目に触れるケースは住宅を建築した際やリフォームの際に閲覧するぐらいだと思います。
工事中に使う「施工図」や工事や建物が完成した際の「竣工図」です。
中でも「竣工図」はとても大切な物です。建築主体・構造・電気・設備などの図面はリフォームや建物を修復する際に必ず必要になるものです。
用途や工事規模に応じてですが見開きA3サイズ~特大の見開きAOサイズまで御座います。
通常の製本と違って中央部分までぺたっと開くことができる様になっております。(上記写真参照)
広げた際に真っ平にならないと図面の細部まで見えない為令和の時代でもこの手法がとられています。
紙離れが続くDX真っ盛りの令和の時代に、有難い事に今も変わらず多数のご依頼を頂いております。
やっぱり紙の方が見やすいんですよね。。
しかもこちらの「図面製本」は機械ではできず、この動画の様に製本マイスターが
「匠の手」で1冊づつ手作りしております。一人前になるまで相当な時間が掛かります。
馬の毛の刷毛で一枚一枚紙に糊がしみ込み過ぎないように絶妙な手さばきで糊付けします。
又図面データ出力チェックも含め、ある程度の図面の知識も必要です。
ですので、オール手作業ですのでもうちょっと納期ください!(笑)
あとオール手作業ですのでお値引きもご容赦頂ければ幸いです(笑)
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